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レシピ 麺類

野菜のパスタ・夏ヴァージョン2種(レシピ付き)

2016/08/30

パスタが大好きで、あれこれと作っています。ほとんどが土日の朝食ですが、中でも「どーん」と一品だけなのが、「野菜のパスタ」。野菜は、旬のものを適当に使いますが、夏ヴァージョンはなかなか美味しい。

今日使った野菜は、玉ねぎ、ナス、ズッキーニ、人参、まいたけ、ブロッコリー、枝豆、レタス、トマトです。セロリがなかったのが残念。本当は、玉ねぎ、セロリ、人参は入れたいところです。野菜のパスタといっても、少しだけ肉っ気を入れます。豚のバラ肉かベーコンがオススメ。今日はどちらもなかったので、梅山豚の肩ロース(80グラム)を使いました。

私流の野菜のパスタは、大きく分けると二通りあります。「野菜ごろごろヴァージョン」と「野菜ソースヴァージョン」。作り方はほとんど同じで、野菜を炒める時間が違うだけです。もし作っても見ようと思う方がいましたら、最初はソースヴァージョンをお勧めします。

このパスタには、「ごろごろヴァージョン」には、バリラなどのアルデンテ持ちが良いもの、「ソースヴァージョン」には、ペンネやパッケリを使って少し煮込むと美味しくできます。なにせ、オリーブオイル、豚肉の脂、ニンニク、トマトなどが入っていますので、温度が半端なく高い。そして、ナスやズッキーニなどは冷めにくいので、出来上がったパスタは「あっちっち」の状態です。すぐ伸びてしまうようなパスタでは、食べる前に美味しくなくなってしまうからです。

野菜のパスタ/野菜ごろごろヴァージョン

ガーリックオイルを作ります。たっぷりのオリーブオイルに包丁で叩いたニンニクを4かけほど入れ、弱火で20分ほどことことと煮ます。全体が濃いキツネ色になったら頃合い。
細かく刻んだバラ肉に塩コショウをして投入。じんわりと火を通す
火が通ったら、味が回る野菜(玉ねぎ、セロリなど)を入れてオイルに十分にまぶします
火が通りにくい順に野菜を入れます。ちなみに、枝豆はさっと湯がいて殻から外しておきます
味付けは塩、コショウのみ
火が通ったら最後にトマトを細かく刻んで投入。十分に温まったら、茹で汁を加えて乳化します。
茹で上がったパスタを投入して、十分に混ぜたら出来上がり

野菜ソースヴァージョン

違いは、野菜を炒める時間と味付けです。野菜が「クタクタ」になるまで炒めてください。
味付けは、基本、塩、コショウですが、醤油を数滴入れると面白いですよ。
ポイントは、パスタに絡むソース。まるで上質のウスターソースのような味になります。
もちろん、ウスターソースよりも、もっと美味しいよ。

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